化学「係数」とか「mol」とか覚えてます?

「化学」について、社会人の方は覚えていますでしょうか。学生の方は今勉強真っ最中ですかね。今回は化学の基本的な内容の簡単におさらいしていきたいと思いますので、社会人の方は復習がてら、化学がニガテな学生さんは学習補助として参考にしていただけたら幸いです。
まず基本的なおさらいとして、「係数」とか「mol」とか覚えていますか?
「係数」は分子の先頭に付く数字で、その分子が何個あるのかを表すものです。
1個のときはルールとして書きません。
また分子1つで1molでしたので「係数=mol数」と言うこともいえます。
ちなみにもう思い出していることでしょうが「mol」の定義はこんなところです。
1mol = 6.0 * 10^23 個数のとき
1mol = 22.4L 気体のとき
1mol = 22.4L 液体のとき
では例としてアンモニアの化学反応について書いてみましょう。
N2 + 3H2 = 2NH3
アンモニア分子は化学式で書くとNH3ですね。ここでは係数が 2 となっています。つまりアンモニア分子が2個あるということです。
化学反応としては窒素Nと水素Hが反応をおこしてアンモニアになります。
それぞれの係数を見ていくと順に1 3 2 ですね、1 と 3 足してなんで 2 ?なんて思うかもしれませんが、「質量」は保存されているんです。つまり「質量」は変化していないということ。「質量保存の法則」だなんて言われたりもします。
それでは本当に「質量」が変化していないのか、化学反応前後で比較してみましょう。
まず登場する原子の「質量」は次のとおり。
N = 14g
H = 1g
そしてその分子は次のとおり。
H2 = 2g
NH3 = 17g
係数を持った分子の「質量」を表すと
N2 = 28g
3H2 = 6g
2NH3 = 34g
最後に足してみる
反応前:N2 + 3H2 = 28g + 6g = 34g
反応後:2NH3 = 34g
同じでしたね。みごとに「質量」が保存されています。
いかがでしたでしょうか、覚えていましたか。
化学は時間かからないとかよく聞きますが、私は結構なかなかの時間が必要かと思います。
特徴を覚えるべき元素が30個くらいあって、それを自在に使いこなせないと勝負にならない。
長くなってきたので今回の記事はこのあたりまでにしようかと思います。
次回は化学の「勉強方法」について書きます。それでは。

0 件のコメント:

コメントを投稿

上司がクソ野郎になってきた

上司がクソだ。 全然勉強していなくて話が通じなくてクソ REST知らないってどういうことなんだろう。弊社標準になってから久しいJavaをまともに組めないってのはどういうことなんだろう。 計画上では詳細設計フェーズが半分を過ぎようというときに要件定義できていないってのはどう...