転職エージェントからの助言「転職面接で聞いてはいけないこと」

転職エージェントに言われて不思議に思ったことがありました。

企業に都合の良いことのみを言う
これは転職市場においては常識とされていることのようです。エージェントによると「面接では本音を言うんじゃなくて、企業に都合の良いことのみを言うべき」とのこと。

これはどうなんでしょうね、私が面接官だったら、洗いざらい全部話してくれた方を信頼しちゃいますけど、素人考えなのでしょうかね。

私が利用した転職エージェントは今のところ3人ですが、うち2人は口を揃えて同じようなことを言っていました。転職エージェントは転職活動のプロですし、採用されることで収益が発生する職業※ですので採用される可能性を高めるためには、こういった工夫が必要なのでしょうかね。

※採用されることで収益が発生する仕組みです。すでにご存じの方がほとんどでしょうが。


具体的には細々と色々な常識というか慣例のようなものがありました。
ちなみに私が転職エージェントに言われた転職面接でタブーは次のとおりです。

転職面接タブー質問
・残業時間
・給料
・勤務場所(転勤について)

WHY JAPANESE PEOPLE!! って感じですよね。

まず残業時間。
これ気になりますよね、逆にこれ聞かないで本当に仕事する気あるのかなと思いますけど。能力や取り組み方、担当する仕事によって異なるから一概に言えないのはわかりますけど、担当部署の最高、最低、平均値、年間をとおしての波は聞きたいところですね。
なぜ残業時間を聞いてはいけないかというと、これは残業時間を意識するということは仕事をやらされるという意識を持っていて主体的に働く気がないと思われるからという理由だそうです。なんのことやら。

次に給料。
お金よりも仕事のやりがいを大事にします頑張りますってことをアピールするために聞くべきでないらしいです。でも給料は社会に対して貢献したお返しだと思うんですよね。大昔、物々交換から始まって今のお金という形になった。ひとりよがりのやりがいよりも社会に貢献する仕事(ひいては給料の高い仕事)をしたいという志は立派なものだと思うんですけどね。

最後に勤務場所。
全国転勤有り、どこに行くかもわかりませんという条件が大手にいくほど多い。それに対するベストな回答は全国どこに行っても問題ありませんということらしいエージェント談では。これ仕事でベストを尽くす気があるのかなと思いますよ、どんな場所でも同等のパフォーマンスを出すって脳の構造的に出来ないですからね。

もう困惑ですよ。再就職するまでに3ヶ月くらいかかってしまいました。
最終的には(ていうかまだ内定出てないけど)、面接ほぼなしで雑談のみのところに決まりました。結果として、エージェントに言われて身につけた「建前を話す技術」は何も役に立ちませんでしたが社会には理解できない慣例もあるもんだなあと思いました。


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